人の行く裏に道あり花の山の意味
多くの人が向かう方向についていくだけでは、大きな利益は得にくいものです。
この格言は、誰も注目していない裏道にこそ、まだ誰にも荒らされていない美しい花畑、つまり大きな利益機会があるという考え方を示しています。
人と同じ行動を取る安心感よりも、あえて逆を行く勇気の価値を説いた言葉です。
ただし歌の後半には「散らぬ間に行け」ともあり、逆張りにも旬(タイミング)があることを忘れてはならないという教えも含まれています。
由来・背景
茶人として知られる千利休の歌「人の行く 裏に道あり 花の山 いずれを行くも 散らぬ間に行け」に由来するとされています。
確実な出典は定まっていないものの、堺の商人を介して後世に伝えられたと考えられており、相場格言の中でも特に広く知られる一句です。
具体的な実例
ある業界全体に悪いニュースが出て投資家の多くが一斉に売りに走っているとき、冷静に個別企業の実態を確認すると、実は業績への影響が軽微な銘柄も混じっていることがあります。
こうした場面であえて「裏の道」を選び、他の投資家が敬遠する銘柄に目を向けることで、大きな値上がり益を得られることがあります。
ただし、みんなが避けている理由が本当に軽微なものかを見極めずに逆張りすると、単なる高値づかみならぬ「安値づかみ」で終わるリスクもあり、裏道を選ぶにも相応の下調べが欠かせません。
もしも証券でも体験できる
株シミュレーションゲーム「もしも証券」のランキング画面では、多くのプレイヤーが集中して買っている人気銘柄がひと目でわかります。
あえてランキング下位の銘柄や、悪いニュースで敬遠されている銘柄を調べてみることで、「人の行く裏」を実践する感覚を、実際の資産の増減として体験できます。
人気銘柄を素通りして無名の銘柄を選ぶには勇気が要りますが、実際のお金を失わないからこそ気軽に試せます。
