01
相場に過去はないの意味
「あのとき売っておけば」「あのとき買っておけば」と過去の判断を悔やんでも、相場は待ってくれません。
この格言は、済んでしまったことをいくら悔いても仕方がなく、今この瞬間の相場に集中すべきだという教えです。
「相場にタラレバはない」とも言い換えられ、過去への執着が今の判断を鈍らせることを戒めています。
人間はどうしても直近の記憶に引っ張られやすく、だからこそ意識的に「今」に意識を戻す訓練が必要になります。
02
由来・背景
ニューヨークのウォール街で生まれた相場格言とされています。
日本語に翻訳される形で定着し、現在では国内の証券会社の用語集にも広く採録されています。
03
具体的な実例
ある銘柄を安値圏で見送った後に大きく値上がりしてしまうと、「あのとき買っておけば」という後悔にとらわれ、その後も同じ銘柄ばかり気にして次のチャンスを逃してしまうことがあります。
過去の値段を基準にするのではなく、今の株価が妥当かどうかを改めて考え直す姿勢が大切です。
同様に、以前に損をした銘柄を「二度と触りたくない」と避け続けることも、過去への執着の一種だと言えます。
04
もしも証券でも体験できる
株シミュレーションゲーム「もしも証券」で見送った銘柄が急騰しているのを見ると、つい「あのとき買っていれば」と悔しくなりますが、過去の株価に引きずられて無理に飛び乗ると高値づかみになりがちです。
実際のお金を失わない環境だからこそ、過去を引きずらず「今の株価」で判断し直す練習を繰り返せます。
見送った銘柄の値動きを記録しておき、自分がどれくらい過去に引きずられやすいかを振り返るのもよい練習です。
