株を買うより時を買えの意味
どの銘柄を選ぶかということよりも、いつ投資するかというタイミングの見極めの方が、投資結果を大きく左右するという教えです。
どれほど優良な銘柄を選んでも、割高な局面で買ってしまえば利益は出にくく、逆に平凡な銘柄でも良いタイミングで買えれば大きな利益につながることがあります。
銘柄分析にどれだけ時間をかけても、買うタイミングを誤れば台無しになってしまうという、投資の優先順位を問い直す言葉でもあります。
由来・背景
アメリカのウォール街で生まれた「株を選ぶ前に時を選べ」という格言が元になっているとされています。
日本でも江戸時代の相場師・東白の語録を集めた『売買出世車』(1784年)に類似の教えが残されており、洋の東西を問わず「銘柄選びよりタイミング」が重視されてきたことがわかります。
具体的な実例
同じ優良企業の株でも、業界全体が過熱して株価が割高な時期に買うか、逆に一時的な悪材料で市場全体が売られている時期に買うかで、その後の値上がり益は大きく変わります。
銘柄そのものの魅力よりも、市場全体の温度感を見極めるタイミングの巧拙が結果を分けることは少なくありません。
季節性のある商品を扱う企業であれば、注目が集まる前のオフシーズンに仕込んでおくという発想も、この格言の一形態です。
もしも証券でも体験できる
株シミュレーションゲーム「もしも証券」の指値注文を使えば、気になる銘柄をすぐに買わず、株価が落ち着くタイミングを待ってから約定させる練習ができます。
銘柄選びだけでなく「いつ買うか」を意識することで、同じ銘柄でも結果が変わることを実際の損益で体感できます。
同じ銘柄を違うタイミングで買った場合の含み損益の違いを見比べれば、タイミングの重みを数字で実感できます。
