株の格言

見切り千両

01

見切り千両の意味

含み損を抱えた銘柄を「いつか戻るはず」と持ち続けてしまうのは、投資家によくある心理です。

「見切り千両」は、損失がまだ小さいうちに見切りをつけて損切りする決断そのものに、千両(=大きな)の価値があるという教えです。

損失確定は精神的につらい判断ですが、傷が浅いうちに手放すことで、その後の投資機会を失わずに済みます。

損切りは「負け」ではなく、次の勝負のための資金と時間を守る前向きな行動だと捉え直すことが大切です。

02

由来・背景

江戸時代の名君として知られる上杉鷹山の言葉「働き一両、考え五両、知恵借り十両、コツ借り五十両、ひらめき百両、人知り三百両、歴史に学ぶ五百両、見切り千両、無欲万両」に由来するとされています。

ものごとの価値を一両単位でたとえた言葉の中で、「見切り」=決断することに特に高い価値が置かれている点が特徴です。

相場の世界だけでなく、経営や人生の決断全般に通じる教えとして語り継がれています。

03

具体的な実例

購入価格から10%下落した時点で「様子を見よう」と判断を先延ばしにし、結果的に30%、50%と下落が拡大してから慌てて売る、という失敗は少なくありません。

あらかじめ「10%下落したら売る」のようにルールを決めておき、そのルール通りに機械的に見切りをつけられるかどうかが、損失を小さく抑えられるかの分かれ目になります。

ルールを決めていても、いざその場面になると「もう少し待てば戻るかも」という感情が判断を鈍らせる点も、覚えておく価値があります。

04

もしも証券でも体験できる

株シミュレーションゲーム「もしも証券」のポートフォリオ画面では、保有銘柄ごとの含み損益をリアルタイムで確認できます。

実際のお金を失うわけではないからこそ、「このくらいの含み損になったら売る」という自分ルールを気軽に試し、実現損益として確定させる経験を何度も繰り返せます。

損切りした後にその銘柄がさらに下落する場面を見て決断の正しさを確認できたり、逆に損切り直後に反発してしまい判断の難しさを痛感したりと、どちらの結果もリスクなく体験できるのがゲームならではの練習方法です。

株の格言一覧を見る

関連格言

もしも証券

無料ではじめる

すべてのプレイヤーが一つの株式市場に
無料株シミュレーションゲーム